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幻の大会優勝

加賀は、嫌っている囲碁であるが、かって自分も打ち込んだ者として、愛着はあるのだった。

そして中盤のポカと、終盤の怒涛の追い込みにヒカルの才能を見出し、彼自身も興味を持って、団体戦へ参加することにしたのだった。

 

進藤は、対局時計を始まる前にいじったりして叱られている。

加賀は、将棋の扇子を使って、舐められている。

筒井は、定石本を広げて対局をして笑われる。

 


そんなふざけたような葉瀬中だったが、1回戦は

 

加賀は、始めに言ったとおり10分で勝負をつけた。

ヒカルは、自分で指したから、滅茶苦茶で、ボロ負けをした。

筒井は、ヨセだけはしっかりして、かろうじて勝った。

 

そんな時、アキラがその海王中で、校長室で話をしていた。

 

2回戦は、加賀はまた順当に勝った。

筒井は、実力が離れていて、今度は負けそうだ。

ヒカルは、相変わらず負けているが


「オレは、神様になるんだよ。この碁盤の上で----]


こう言って、碁を指すのを楽しんで遊んでいた。

 

だか、筒井が負けると

加賀としては、ヒカルが勝つ必要があるから

優勝しないと、筒井がひどい目にあうとウソをついて

ヒカルに、勝つように言った。

 

ヒカルは、佐為に任せて、当然勝った。

 

そして、決勝戦、相手は常勝の海王中。

 

加賀は、筒井に定石本を見ないでやれと言った。

それが、後で奇跡の勝利を導くのだった。

 

決勝戦を始めると、アキラが立ち寄ると

そこにヒカルの姿を見つける。

びっくりしたアキラは、その勝負を見る。

 

ヒカルは、佐為に任せて指していた。

その差し回しに、感心するアキラ。

 


加賀は、さすがに海王中の主将は強くて負けた。

当然、全敗かと思っていると


筒井は、前半があまりひどくならずに指していると

相手が、なかった手がたまたまよみがえっていたのを気がつかず

筒井がそれを指して、なんと勝ってしまった。

 

そして、ヒカルは(実は当然)勝っていた。

 

だが、ヒカルを知っている人がいて、彼が小学生であると指摘して

優勝は幻になったが

 

アキラが、そばに立っていて


アキラ:「美しい一局だった」

アキラ:「悔しいよ。

     対局者がなぜ、ボクじゃあないんだろう」


加賀は、アキラに会っても、さっぱりした顔で

加賀:「オレは、とっとと将棋にもどりたいね」

 

そう言う加賀であるが、

 

また、アキラとヒカルを再会させ


ヒカルを、打倒海王中という目標を持てたのも

 

加賀が、碁に興味を持っていて、

彼の勝負師的な強さが、大会に参加させたのだった。

 


しかも、彼の不思議な縁はまだ続くのだった。


それは、プロ棋士のヒカルの誕生に

 

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