和谷義高は、第5巻「始動」の最後の43局「更なる一歩」と登場する。試験を受ける前にすれ違うのだ。
「打倒塔谷アキラ」と言っているのを聞いていて、それをきっかけに話をし、先輩としていろいろ面倒をみてくれる。
新初段とは何か、王座などタイトルのことを教える。
森下九段の研究会へ誘って、そこで白川7段と再会をしたり、冴木さんとも知り合いになる。
プロになれば、記録係としてつける棋譜の書き方を教える。
なにより、面倒見がいいのは、プロ試験の予選が通過してから、夏休みに
伊角も誘って、碁会所で腕磨きをした。
もちろん、彼自身も成長するための訓練ではあるが、友達と一緒に成長するのを
彼の長所としている。
飯島は結局プロは諦めたが、彼は
和谷がヒカルを手助けして鍛えたら損をする
という考え方であった。
和谷は、反対に
アキラが研究会に来てから伸びたと師匠に言われる
のだった。彼が、人生の生き方を見せていますね。
碁会所では、団体戦を考えて、勝ち越したらお金はいらないが、
負け越したらお金を払った他に碁石を洗うということにした。
始めは互い先で肩慣らしは楽勝すると
次は2子を置いて本番をし、それも勝つと
今のは前哨戦で3子を置いて、本番をしましょう。
これは、かなりきつい。
でも
「もうじきプロ戦だ!」
「これをかわしてくくらいの勢いがなけりゃ
合格までとどかねーぜ!」
とみんなにハッパをかけるのも和谷の役割。
こういう仲間がいると、自分も相手も共に向上できますね。
みなに好かれるタイプです。