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伊角の完全復活

15巻「さよなら」は、ついに佐為がこの世とさよならをするのですが、その最後の話は130局「もう打たない」の後半で、ついに伊角が久しぶりに登場します。

プロになった進藤の一人暮らしに集まった仲間が、伊角が中国に行った話しをします。そして、そして16巻「中国棋院」で5話を使って伊角が復活をします。

 

伊角の精神的な弱さは、10巻「起死回生」で表れています。

その時は越智との対戦で復活をしましたが、結局プロにはなれず

2年連続院生の一位というのが、かえって彼を苦しめたようです。

 


中国は、最初は2,3局を親善試合を指して帰る予定でいたが

プロ試験にのぞむつもりでやったら

チャオ(小学校くらい)に負けて、考え込むようで

 

「もう一日残って彼と対戦を」

 

と思ったが、彼が地方棋戦で不在だとのことで、

しばらく滞在して中国の棋士と対局をして、が・・・

 

楽平(レェピン)という11歳の子に負けてしまった。

 

こうなると、小さい子供に負けたことが

言葉がわからないことが

しかし、碁に斬新な発想の応酬に

 

 

  ・・・とてもクチをはさめない

 


「いい勉強になると思って、残ったが

ただ、自身を失って終わるだけになったりしたら・・・・

 

悔しいうちはいい

悔しさが、みじめさに代わったら」

 


さらに、同じくらいの年の人が指そうと言って

指すと、

 

「すごいっ」


「日本の九段クラスだの実力だ」


負けましたと投了すれば


「あっ、まだそんな手が残ってた・・・」

 


いよいよ、落ち込む伊角に声をかけたのが楊海(ヤンハイ)だった。

彼が、ホテルより彼の部屋で寝泊りをすれば、

と好意なことを言ってくれたが、


最初は、伊角は遠慮をして断った。

 

 


だが、去年のプロ試験で立ち直ったのは

 

越智に対する意地

 

オレの碁が オレを支えている


あの時は

 

 


だが、この中国棋院で

その気持ちを持てるだろうか

 


これから、立ち直りの歩みを始めます。

 

 

楽平に再勝負で勝ち、

日本に帰ってプロ試験を自信をつけて望み

 

プロ試験は、さすが院生1位の実力を発揮して

全勝で合格するのでした。

 

この中国で、冷静に指せる、精神的な成長をしたのが大きな成果でした。

 

 


ちなみに、楽平は和谷を若くしたようで、そっくりでびっくりしました。(笑)


 

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